三叉神経領域の帯状疱疹のすみやかな改善!!

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太陽の丘クリニックでは、西洋医学をベースにできるだけお薬に頼らずに、患者さんご自身が持つ自然治癒力を高める医療を目指しています。今日は、三叉神経第1枝領域にできた帯状疱疹の改善報告です。

帯状疱疹って、どんな病気?

体の左右どちらかの片側に、帯のように水ぶくれが集まってできる痛みを伴う病気で、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の感染で起こります。子供の時に、ほとんどの人は水ぼうそう(水痘)にかかったことがあるでしょう。水ぼうそうを起こすウイルスが、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)です。

水ぼうそうが治っても、このウイルスは、三叉神経や脊髄神経の根本(知覚神経節)に一生ひそんでいます。ストレスや過労などでいわゆる体の免疫力が低下すると、再び活動を始め、皮膚に症状を起こします。これが帯状疱疹です。

帯状疱疹の症状って?三叉神経領域って??

まず、体の片側に(神経支配領域に一致して)痛みが起こり、数日後に虫刺されのような赤い発疹ができ、次第に水ぶくれ(水疱)ができていきます。皮膚に症状が出た際に受診される方がほとんどです。水疱は、やがて膿疱となり、一部びらん(皮がむけて)となって、かさぶた(痂疲)になって治っていきます。

三叉神経は脳神経のなかで最も大きな神経です。その名の通り、眼神経(第1枝)、上顎神経(第2枝)、下顎神経(第3枝)の三つの知覚神経に分かれています。なお、下顎神経には運動神経も入っています。。目に症状が出るのは第1枝領域が圧倒的に多く、この場合、皮膚症状は頭、額、まぶた、鼻などに出ます。目に及んだ場合は、眼瞼炎、角膜炎、結膜炎、ぶどう膜炎などを起こすので注意が必要です。

帯状疱疹の治療は?

診断後、できるだけ早期に抗ウイルス薬の投与を行います。痛みが強い場合、ご高齢や免疫不全が考えられる場合、全身に水疱が見られる場合、顔面の帯状疱疹で重症の場合などは入院を考慮します。腎機能障害がある場合には、抗ウイルス薬により副作用が出やすいため、腎機能の値によって薬の調整が必要です。痛みに対し、鎮痛剤、場合によってはステロイドを併用することもあります。

帯状疱疹後神経痛って?

若い患者さんは、発症時の痛みも少なく、神経痛も残さないことが多いです。一方、ご高齢の患者さんでは、痛みや症状が強く、治療開始が遅れたり、適切な治療がなされない場合などは、皮膚症状が治っても神経痛が半年以上続くことがあり、これを帯状疱疹後神経痛といいます。痛みの感じ方は人によってさまざまで、自発的な痛みが生じたり、ささいな刺激によって痛みが引き起こされることもあり、患者さんの生活の質(QOL)や日常生活動作(ADL)を害してしまいます。治療には、鎮痛剤、リリカ(プレカバリン)や三環系抗うつ薬の内服、ブロック注射などがありますが、薬による副作用が生じたり、治療に難渋することも少なくありません。

三叉神経第1枝領域帯状疱疹のすみやかな改善!

太陽の丘クリニックを受診された60代の患者さん。他院で帯状疱疹の診断で抗ウイルス薬を処方されたものの、痛みが強いため、当院を受診されました。三叉神経第1枝領域の帯状疱疹で、水疱も多発しており、時折刺すような痛みがはしり、あまり眠れていないようでした。

鎮痛剤を処方したうえで、本人と付き添われていたご家族にハンドヒーリングの治療について説明しました。ヒーリングの治療は、薬を使わずに痛みを取ることができ、薬による副作用の軽減もはかれるため、西洋医学と併用した方が早く治ると考えたからです。患者さんからの希望があったため、診察の度にヒーリングの治療を行いながら、経過をみていきました。初回のヒーリングの治療後から痛みが和らいだのを実感、急性期の治療が大事であるため、続けて(休診日を1日はさみ)4日間受診をしていただきました。4回目の受診時には、痛みは随分と楽になり、その後週2回の診察を行いました。2週間後には痛み止めは要らなくなり、1か月後には痛みはほぼ消失しました。かわって痒みを自覚するようになり、引き続き週1回から2回の診察を行ったところ、初診から2か月経った頃にはかゆみも落ち着きました。

以前、総合病院に勤務していたころ、三叉神経第1枝領域の帯状疱疹後神経痛の患者さんを長い間フォローしていました。発症から数年経っていたでしょうか。毎回、痛がゆさや目の疲れの訴えがあり、抗うつ薬を処方したり、麻酔科(ペインクリニック)にも紹介し、ブロック注射をしたり抗てんかん薬を処方されたりしていましたが、なかなかに改善せず治療にとても難渋しました。かゆみに対しては、かゆみ止めの飲み薬(抗アレルギー薬)やステロイド外用剤を処方していました。神経障害に対し、ステロイドを塗っても神経が回復するわけではなく、今思うと、まさに対症療法に過ぎず、今ならもっとできることがあったのに…と思うばかりです。

帯状疱疹かな?と思われた場合や帯状疱疹後神経痛でお悩みの方がいらっしゃれば、

太陽の丘クリニックにお気軽にご相談ください。

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