身体と病気の不思議

人の体のつくりというものは、神秘に満ちていてなんとも奥深いな、と思います。一見、それぞれのパーツが独立しているように思われがちですが、実はすべてがつながりを持って1人の人間を形作っているのです。「足は第二の心臓」といわれ、足のマッサージで「あなたの肝臓は疲れていますね」など、臓器とは関係ない場所を触ることで健康状態を指摘されたりするのが代表的な例でしょうか。あるいは、背中に突然の激痛を感じ、色々な検査をした結果、実は骨や筋肉の病気ではなく急性心筋梗塞だった、とか、逆に突然激しい胸痛に襲われ、「心筋梗塞だ!!」と、慌てて病院に駆け込んだら、肋間神経痛だった、などということもあります。

人の体は、まるですべてが計算されつくされているように、感じることがあります。もしかしたら、神様の作り上げた「完成された生命体」の形なのかもしれません。その完成された肉体のどこかが、何らかの理由でバランスを崩し、ゆがみをきたした部分が病気というサインを出していることもあるだとしたら・・・。

暴飲暴食を繰り返す人が痛風になったら、それは「節度ある食生活をするように」という、また、ヘビースモーカーの人が咳が止まらなくなってしまったら、「タバコはほどほどに」、さらにストレスを溜め込んでしまった人が十二指腸潰瘍になったら「我慢し過ぎるな」という身体からのサインなのではないでしょうか。ただ、これらはとても分かりやすい例であり、実際には身体からのサインはもっともっと複雑極まりないものであろうと感じます。

おそらく、原因不明や難病と言われるものは、そのバランスの崩れ方が複雑極まりないのではないだろうか、漠然となのですが、そのように思えてなりません。クリニックにも、全国的にも珍しい、(医療関係者でも滅多に耳にすることのないような)病気をお持ちの方も、受診されることがあります。そのような方々のお話をお聞きしていると、物事のとらえ方や考え方が、「ネガティブ」「ごちゃごちゃしている」「何だか卑屈っぽい」「ああいえばこう言う」「他者に対して批判的」などという傾向の方が、多いように見受けられます。このような傾向が、複雑な病気を作り出してしまったのかな、と、何となく思えてきます。

このような複雑さが原因で、自分でも気づかない(無意識の)のうちに、心や体への小さな負担や歪みとなり、「病気」という結果を引き起こしているのだとしたら、それらを解消してあげることが、求められるでしょう。ハンドヒーリングでは、相手の方の全身の反応を確認しながら、エネルギーを送っていきます。その過程で、ご本人すら気づかなかった体の負担などがわかることもあります。それが、体からのサインのひとつなのでしょうか、それらを一つ一つほぐしてゆければ、いずれは体や心も、再びバランスを取り戻してゆけるように感じています。

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太陽の丘クリニック

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