感謝の気持ちは、病を治す特効薬!!

2

沸き上がる感謝の気持ちは、最高の特効薬!

多くの患者さんを診る中で、病気が治るか治らないかは、病気の種類によってではなく、性格によると実感することが多くなってきました。些細なことや当たり前のことに感謝できるかどうかで、治り方が大きく変わってくるようです。

先天性の病以外、病気は、ご自身が創り出したものであり、心や身体から発せられるメッセージです。西洋医学は、あくまで症状を抑える対症療法。決して、医者や薬が病気を治してくれるわけではなく、最終的に乗り越えるのはご自身です。薬で、7割方抑えても、あとの残り、根本から改善させるのは、ご自身にしかできないのです。

患者さんには、二つのタイプがいらっしゃいます。診察室に入ってこられた時、「調子はどうですか?」とお尋ねすると、「おかげ様で良くなっています。」と毎回言われる患者さん。それらの患者さんは、こちらから見て『そう言われれば、なんとなく良いかな~』と思う程度でも、わずかな変化を喜んでいらっしゃいます。

もう一つのタイプは、第一声「変わりません。」「相変わらずですね」と言われる患者さん。こちらから見れば明らかに改善していても、「ここは良いけれど、ここが」と改善していないところに目を向ける方もいらっしゃいます。

そして不思議と、毎回「おかげ様で」と言われる患者さんの方が、スムーズに病が癒えていくのです。

悪性リンパ腫を乗り越えて…

img_20160215_161747

写真で晴れやかな笑顔を見せる女性、今から約14年前、悪性リンパ腫と診断されました。10年間の闘病生活が続き、体のあちこちに再発を繰り返しては、その都度抗がん剤と放射線治療を繰り返し、これ以上は、抗がん剤も放射線治療も使えない状況となり、緩和ケアを勧められましたが、緩和ケアに行くのを断り、自宅に戻ってきました。放射線の影響で、腰椎の圧迫骨折もきたしており、歩くこともままならず外に出ることもできず、声を出すのもつらく、寝たきりの状態でした。

そんな時に息子さんの紹介でハンドヒーリングに出会い、3か月後には自由に外出ができるようになりました。4年経った今年の6月には「完治したので、もう通院は必要ありません。」と長年通院していた病院の主治医から告げられました。

彼女がこれだけの病を乗り越えることができたのは、ハンドヒーリングの効果とともに彼女のシンプルな性格とぶれない信念にありました。彼女は、10年寝たきりの間、一度も弱音を吐くことはありませんでした。余命を宣告されても、ホスピスを紹介されても、「私は元気になる!」という確固たる信念を持っていました。彼女はどんな時も、将来を悲観せず、希望を持っていました。同室の方が、手芸をされているのを見て「私も、元気になったら手芸をしよう!!」と決め、その技術を横から見ながら学びました。「たとえ寝たきりになっても何かをしよう。」と思っていたそうです。

見事病を乗り越え、元気になった女性。生かされている感謝の気持ちを形に変えたいと、4年間変わらぬ姿勢で、毎月老人ホームを訪れ、入居者の方達に手芸を教えて下さっています。手芸教室では、最後のひと手間だけ加えたら完成するように、9割方は彼女が自宅でつくってこられています。毎回手芸教室のために100個ほど、プレゼントとして60個ほど作ってこられます。

blog_import_576f2d350a6a1

彼女は、1ヵ月がかりで準備をし、手芸教室をおこない、また1ヵ月かけて翌月のプレゼントと手芸教室の準備をします。細かい作業のため、目・肩・腰が痛くなることもありますが、悪性リンパ腫が治り、命救われたことを思えばその痛みも気にならないそうです。女性は、「喜んで下さる方々の笑顔が何よりの喜び」だとおっおっしゃいます。

私だったら同じようにできるだろうか?と思います。私なら、10年間も寝たきりであったのなら、元気になったのだから旅行に行ったり、美味しいものを食べたり、好きなことをしたいと思うでしょう。

私は、彼女の生き方に、大切な答えがあるように思うのです。生きていること、目が見えていること、耳が聞こえること、歩けること、食べられること、笑えること、本当はすべてが奇跡ではないでしょうか。

お問い合わせは、こちらから

太陽の丘クリニック

診療科目:皮膚科・心療内科・内科

療時時間:10時~12時 14時~18時

休診日:火曜日(土日・祝日も診療を行っております)

TEL:092-663-2100

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする