思い込みと真実

以前、人の心理についての興味深い話を聞いたことがあります。食事をするためにファミリーレストランへ行ったとき、注文した食事が、”高級レストラン”で使用されるような高級で豪華な食器類に盛り付けられて提供されると、何故か普段よりも「美味しくない」と感じるのだそうです。初めにこれを聞いた時、逆なのではないのだろうか、美味しく感じるのでは?と思ったのですが、全く意外だなと思いました。これは、ファミリーレストランという『庶民的な雰囲気』の環境や食事と、『高級感満載』な食器というアンバランスさに対して、人の脳が無意識に違和感を感じた結果で起こるものなのだそうです。『庶民的な場所で庶民的な食事をする』ことを前提にレストランに入っているため、想定外のことがおこると、落ち着かなくなってしまうのだとか。そのように説明されると、「へぇ、なるほどねぇ。」と、妙に納得しました。

これは、先入観と、それによる思いこみからくる脳や心の反応の一種なのだろうと思います。人の脳というものは、毎日様々な情報を処理してくれています。それも、朝起きてから夜寝るまで、何と数千種類の選択と決断を繰り返しているわけです。そのため、このような情報の処理をするだけで、脳やこころは多くのエネルギーを使ってしまうわけですね。こんな生活を毎日続けていると、脳はパンクしてしまうでしょう。これを避けるために、人間は先入観を持つようにできている生き物なのだそうです。

そして同時に、人のこころというのは不思議なものだな、とあらためて思いました。心理学的には「検証バイアス」と呼ばれたりしていますが、思い込みが強いと、そこに違和感を感じた瞬間に、判断をあやまってしまう、或いはどうしてもその違和感を認めることができないものなのでしょう。もしかしたら、今ある日常の中にも、「社会の常識」とか「世の通例」といったフィルターにかけられて、真実を見落としていたり、見逃していることが案外たくさんあるのかもしれません。

「みんなが良いというから」「みんなが正しいというから」「あれは、テレビで間違いだと言っていた」・・・。みんな、という言葉は、麻薬のようでもあります。そのフレーズの中にどっぷりと浸かっていれば、人は何ともいえない安心感を得られるものなのかもしれません。けれど、だからこそ、自分の感性を磨いて、そこに間違いはないのか、本当に正しいことは何なのかを見極める必要があることも、また真実だと思うのです。正しいものを正しく選び、それが正しいと伝えることのできる力を身につけたいと、心底思います。

太陽の丘クリニックで推奨している「エネルギー療法(ハンドヒーリング)」もまた、現代医療の常識からいえば、「逸脱している」ように感じられる方もいらっしゃるかもしれません。けれど、その逸脱していると感じるその先にある真実を、しっかりと見ていただければと、思っています。

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