NBM(ナラティブ・ベイスド・メディスン)って知っていますか?

皆さんは、ナラティブ・ベイスト・メディスンという言葉をご存知でしょうか?

従来の医療は、医師の個人的な経験や知識に基づいて行われたため、しばしば誤った治療が行われました。その反省から、1990年ごろから「EBM:Evidence-based Medicine エビデンス・ベイスト・メディスン医学的証拠を根拠とする医療」が重視されるようになりました。

EBMでは、最新の臨床研究に基づいて統計学的に有効性が証明された治療を選択することにより、より効果的な質の高い医療を提供することを目的としている。実際、EBMの考え方に基づいて、疾患ごとに診断や治療について診療指針(ガイドライン)が作られています。

しかし、EBMですべての病気に有効というわけではなく、特にがんのような複雑な病気、進行性疾患、高齢者のケアなどEBMを適用できないケースも多くあります。

こうした考え方から、EBMを実践してきた英国の開業医から提唱されたのがNBM: Narrative-based Medicine ナラティブ・ベイスト・メディスン 個々の患者の語る体験を根拠とする医療)です。”ナラティブ”の語源は、”ナレーション=語り”と共通していて、患者自身が、病気になった背景、その後の診療の経過、治療効果、自分や家族の心身の状態などを語った内容(効果や副作用)に基づいて、どのような治療が正しいかを判断する方法です。最近では日本でもNBMという言葉が聞かれるようになりました。

EBMとNBMは対立するものではなく、むしろお互いに補い合うものです。医学が進歩した時代にあって、『技術と知識』そして、個々の患者さんそれぞれを全人的にとらえる医療者の人間性や感性が求められる時代なのだと思います。

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太陽の丘クリニック

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