旧暦と新暦について考えてみました

8月に入り、数日前より平日の子供さんの受診が増えてきています。さすが夏休みだなという様子になってきました。いよいよ夏は本番です。ちょっとご高齢の患者さんが、「まだまだ暑いわね、先はながいわぁ・・・。」などとため息まじりにおっしゃっていました。その方が、カウンターに飾ってある七夕飾りを見つけて、まあ、可愛いわね、とおっしゃってくださいました。このような飾りで季節を感じていただけたらな、と思っていろいろ季節ごとに変えているものたちですので、今回は旧暦の七夕までは飾っておこうと思っています。

日本には「新暦」と「旧暦」が存在します。子どもの頃からずっと不思議だったのですが、「あるのだから、そう。」いうものだと思っていました。ですが、よくよく考えたら、ややこしい話です。正月に旧正月、盆に旧盆、地域によっては、「旧」の方を大切にし、旧暦に従って年中行事が行われます。有名なところでは長崎のお正月や、東北の七夕祭りなどでしょうか。現在、一般社会はいわゆる太陽暦による「新暦」に従ってカレンダーが作成されていますが、そもそも日本は古い古い時代から、太陰暦(旧暦)が正式な暦であり、太陽暦(新暦)という概念はなかったようです。

太陽暦が、「地球が太陽を一周したら1年、それを12の月に分ける」という考え方に対し、太陰暦は「月が地球を一周したら(いわゆる新月から次の新月)1か月、それを12回繰り返して1年」というものです。このため旧暦と新暦では日数にズレが生じ、なんと旧暦の1年は新暦の1年よりも11日も少ない計算になるのです(だから、3年に1回「閏月(うるうづき)」があって、閏月の「1年は13カ月」だった)。ですが、明治時代になり、西洋諸外国と国際的な関係を築く必要が出てきたとき、この旧暦と新暦の差が、様々な場面で支障をきたすため、国内で一斉に新暦になった、というのが「「新暦」と「旧暦」が存在する理由です。ですから、我々が新暦で生活を始めた歴史は、意外にも相当浅いものなのですね。

医学にしても、暦にしても、「西洋」と呼ばれるものたちは、我々日本人にとってはとても新しい概念です。最近は、そんな日本人の伝統的な気質が海外で非常に高く評価され、「客輸入」的に注目されています。その延長線上に、「自然と共生・共存」するという、日本では当たり前だった考え方が、真の意味で再評価される日が来るように感じていますし、同時に「エネルギー療法(ハンドヒーリング)」のように、(西洋医学ではスタンダードな)外科的侵襲を全く必要としない治療法も認められてゆくのではないだろうかと、感じています。

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