病気を治すためには根本の見直しを!

日々、診察の中で患者さんとお話をしていると、”病気は治したい”、”薬はできるだけ使いたくない”、でも”自分のスタンスは変えられない”、”仕事が忙しいので薬は多めに出してほしい”、といった矛盾を感じることが時々あります。

病気を創っているのはご本人であり、病気を治すのはご自身にしかできません。医者ができるのは、そのお手伝いです。治したいという医療者の思いと治りたいという患者さんの思いが一つになった時、病気は癒えていきます。

ある若い患者さんから、「アトピー性皮膚炎って治るんですかね?」とお尋ねがありました。

病気を改善しよう、治したいと思えば、まずは生活習慣の見直しが大切です。若い方で慢性の皮膚病を患っていらっしゃる方は、まず忙しく睡眠時間が十分でなく、食事が偏っている方がほとんどです。

治らないわけではなく、根本を見直して改善していけば治るのです。これまでの不摂生を続け、薬だけ塗っていたのでは決して治ることはありません。本当に治そうと思えば、生活習慣を見直し、できるところから変えていくこと、”変えよう”という意識をもつだけで症状によい変化が現れます。また病気の発症には、ストレスも大きく関わっているので、ストレスをうまく緩和させたり、ストレスの受け止め方を変えていくことも大切です。

それらのお話をすると、二通りの反応があります。一つ目は、言っていることはわかるけれど、変えられないと思うタイプ。二つ目は、「あっ、なるほど」とできるところから改善されるタイプ。自ずと結果は変わってきます。

太陽の丘クリニックでは、西洋医学をベースに薬や手術だけに頼るのではなく、病気の根本に目を向け、患者さんが本来持つ自然治癒力を高める診療を目指しています。数年来治らない皮膚病でご相談を受けることもよくあります。数年来の皮膚病を克服、改善させていらっしゃる患者さんに共通していることは、考え方や行動パターンが変わっているということです。

これは私の印象ですが、皮膚病は、皮膚そのものの問題というより、他の臓器の負担やストレスが表面化していることも多く、生活習慣を見直したり、身体の負担を緩和させたり、内面を見つめ、変えていくことでかなりの症状が改善、治癒していきます。

病気は、ご自身が創り出したもの。特に慢性の病気は、これを使えば瞬く間に病気が癒える”魔法の粉”のようなものはなく、”病気治し”というのは地道な努力の積み重ねのように思います。けれど、その積み重ねは単に病気治しだけでなく、ご自身の人生を変えることにも繋がります。

アメリカの哲学者・心理学者であるウィリアム・ジェームズの名言に

心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。

という言葉があります。

ある患者さんは、ご自身の皮膚病を克服する過程で、母親との確執を乗り越え、ご主人やお子さんに対しても優しい気持ちで接することができるようになりました。ある患者さんは、ご家族に思い切ってご自身の気持ちを伝えることで、症状が劇的に改善しました。ある患者さんは、ご主人へのイライラが症状の原因だと気づき、その原因から意識をはずすことで、短期間で数年来の皮膚病を克服することができました。

私は病気を悪いものだと捉えているわけではありません。すべての病気や症状は、これからの人生より幸せになるために心と身体からの大切なメッセージです。私たち医者ができるのは、患者さんと一緒にそのメッセージに耳を傾けることだとも思っています。

長年の皮膚病や原因不明の症状でお困りの方がいらっしゃれば、気軽にご相談ください。

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太陽の丘クリニック

診療科目:皮膚科・内科・心療内科

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当院はご予約がなくても受診をすることができますが、予約の患者様を優先しております。 当日でもご連絡いただければ空いている時間をご案内させていただきます。

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