薬とのお付き合い

「ヒガンバナ。 球根は、薬草です。」

本日、70歳代の女性が内服薬の相談のために受診なさいました。もともとは、15年以上前に「自己免疫性肝疾患」と診断され、ステロイドの内服を開始された、とのこと。その後、ステロイドを飲み続けることが原因なのか、年を経るごとにいろいろな他の症状があらわれはじめ、その度に薬が増えていったのだそうです。骨粗しょう症の薬だったり、胃薬だったりと、その種類がなんと10種類を超えてしまい、「このまま、薬をずっと飲み続けなければいけないのだろうか・・。」と、不安に思い始めたのだそうです。

「だけど、(今の主治医の)先生が、薬をやめてはくれないし、だからといって他の病院に変わろうにも、紹介状やらなんやらシステムが複雑で、私たちのようなものには、どうしていいのか分からない。もう、がんじがらめですよ。」

と、ボヤいておられました。この女性がおっしゃるように、慢性の病気で一度薬を飲み始めると、そうたやすくやめることはかないません。さらに、よく効く薬ほど、副作用も出やすいものですので、どんどん薬が増えてゆく、ということは、病院ではさほど珍しい事ではないと、大方の医療従事者は思っています。総合病院の待合では、さながら”スーパーの大安売りにでも行ったのか?”と思ってしまうほど大量の袋を下げて歩く方すら、見かけるほどです。しかも、それが一人分の薬だったりするのですから、ため息ものだな、と、思わずにはいられません。とはいえ、薬を自己判断で中断することは、これほど恐ろしいことはないことも、また真実ですので、「がんじがらめ」とは、まさにその通りです。

東洋医学や民間療法も含めると、遠い遠い昔から「くすり」と呼ばれるものは存在していました。人類とは切っても切れない、ありがたいものに、間違いはなかったでしょう。けれど、昨今の薬の乱用乱発には、”ものには限度、というものはあるのではないのかなあ。”と、ついつい思ってしまいます。ちなみに、先ほどの女性は、「エネルギー療法(ハンドヒーリング)」を併用することで、今回は手始めに、数種類の内服薬をやめてみて、様子を見ることになりました。

「思い切って相談できて、よかった~。薬が減りました。増えることがあっても、減ることは諦めていたんです。ほんとにうれしい。」

会計時にニコニコしながら、そうおっしゃった笑顔が、とても印象的でした。

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太陽の丘クリニック

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