今日、初めて太陽の丘クリニックを訪れたご年配の患者さん
向き合って診察をし、一つ一つの質問に答えていると「普段は、話を聞いてもらえません。皮膚以外のことを話すと『それは専門外だから関係ない』と言われました。病院の先生は、患者の顔を見ないでパソコンばかり見ています。本当は、足の悪い患者さんもいるし、患者が部屋に入るときには、患者を見ないといけないですよね。」とおっしゃいました。
患者さんの話を聞いて、最近手術をした知人の話を思い出しました。
「点滴がはずれてしまい、腕から出血をしているのに、看護師さんは、私を見るのではなく、まず汚れた床を拭いていた看護助手さんの方へかけより『私たちがするのでいいですよ』と声をかけました。」という言葉に、同じ医療者として身につまされる思いでした。
現代医学が置き忘れてきた、”思い”や”心”
けれど、人を癒すうえにおいては、それらは最も大切なものではないでしょうか。
私もかつて日々の業務に追われ、診察をこなしてしまっていました。
見るべき視点がずれてしまっていました。
医師が向き合わなければならないのは、患者さんです。
ずいぶん昔に病院を受診した際に、医師が手元にあるカルテだけを見て、
こちらを見ることもなく、わずか2、3分の診察で終わってしまい
なんだか寂しい気持ちになったことを鮮明に覚えています。
医者との信頼関係も病気治しにおいてはとても大切です。
患者さんは、何かわからないので不安ということもありますので、
きちんと診察をして納得のいく説明をすれば、
安心してその症状が気にならなくなることもあります。
すべての病気や症状は、身体や心からのメッセージ。
患者さんのお話の中に、病気治しの鍵があります。
太陽の丘クリニックでは、
患者さんときちんと向き合って、お話をする時間を大切にしています。
クリニックのガラス越しに見える満開の桜に心癒されます↓
クリニック玄関からの景色。満開の桜と3本に伸びた飛行機雲に幸せな気持ちになりました↓
太陽の丘クリニック
診療科目:皮膚科・心療内科・内科
療時時間:10時~12時 14時~18時
休診日:火曜日