「理解してもらえない」辛さを乗り越えて

「電磁波過敏症(でんじはかびんしょう:EHS)」という病気を、お聞きになったことはあるでしょうか。電磁波を浴び続けたことにより起こる、体調不良の総称のことです。頭痛やめまい、動悸、イライラ、吐気など、さまざまな症状が起こります。けれど、日本での認知度が低い事や、症状が精神的に不安定な方の訴えに似ていることから、「不定愁訴(特定の病気としてまとめられない漠然としたからだの不調の訴え)」「軽度のうつ」「適応障害」などと間違えられることも多いのが現状です。そして、そのような精神的な部分を指摘されてしまうことで、結果として、本当にうつ状態になってしまう方もおられるのです。切ない現実です。

自分の体の不調を、誰にも理解してもらえない辛さは、当の本人にしかわかりません。そんな日々を日々重ねれば、もともとはそんなことなくても、本当にうつなどを引き起こしてしまったとしても、無理もないのかもしれません。

太陽の丘クリニックには、この電磁波過敏症といわれた一人の男性患者さんが、時折受診されています。エネルギー療法(ハンドヒーリング)での治療に専念しながら、定期的に体調チェックに来られるのです。初診時は、表情も硬く、言葉数も少ない、かなり暗い印象の方でした。けれど、ヒーリングでの治療で身体が楽になってゆく毎に、口数が増え、周囲の方とも会話を交わすお姿も拝見するようになってゆきました。

そんな男性が、とあるサークルの発表会に参加されることになりました。毎日、仕事が終わってからの練習の参加は、とても大変だったけど、それ以上に楽しい経験だったそうです。そして、周囲の人々との交流も増えるうち、なんだか自分の病気も、克服できそうな心持ちになってきたそうなのです。

本日、久しぶりにお会いしましたが、自分の方から挨拶をされ、堂々と話をされるその男性に、思わず「随分変わられましたね。」と申し上げました。笑顔で、「本当ですか?うれしいな。今回、いい経験をしました。今までの自分の殻を、こわせた気がします。」とおっしゃいました。心の持ち方一つで、人はこんなに変われるのだ、と、改めて思わずにはいられない出来事でした。

人の持つ可能性は、無限大です。どんな病気にあっても、それは変わりません。しっかりと前を向いて、明るく、日々を過ごせたら、それがなによりだな、と、感じます。

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太陽の丘クリニック

診療科目:皮膚科・内科・心療内科

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