からだの「バランス」のはなし ①

世の中には、色々な病気があります。人の体は不思議なもので、すべてがつながりを持って1人の人間を形作っています。「足は第二の心臓」といわれ、足のマッサージで「あなたの肝臓は疲れていますね」など、臓器とは関係ない場所を触ることで健康状態を指摘されたりするのが代表的な例でしょうか。あるいは、背中に突然の激痛を感じ、色々な検査をした結果、実は骨や筋肉の病気ではなく急性心筋梗塞だった、などということもあります。

生きとし生けるもの、それらはまるで計算されつくされたかのように、己を成り立たせてゆくために必要なすべてを備え、巧みにつなぎ合わせることで、絶妙なバランスの元にそれぞれの生命が存在しているのかもしれません。そのつながりのバランスを崩してしまうことで、ゆがみをきたした部分が病気というサインを出していることもあるだとしたら・・・。

暴飲暴食を繰り返す人が痛風になったら、それは「節度ある食生活をするように」という、また、ヘビースモーカーの人が咳が止まらなくなってしまったら、「タバコはほどほどに」、さらにストレスを溜め込んでしまった人が十二指腸潰瘍になったら「我慢し過ぎるな」という身体からのサインなのではないでしょうか。ただ、これらはとても分かりやすい例であり、実際には身体からのサインはもっともっと複雑極まりないと思います。医学の進歩は日進月歩と言われて久しいですが、私の印象としてはそれによって病気の名前がどんどん複雑かつ細分化されきています。かといってそれらの病気に対して「これだ!!」という治療法の発見が、同じようになされているかといえば残念ながら、と言わざるを得ないのが実情ではないでしょうか。医療職の中では、よく「対症療法」という用語を使用しますが、これは、その病気によってもたらされた症状を、「薬などによってやわらげる」というものです。ですので、病気の根本的な治療を意味するものではなく、ある意味その場しのぎの対処法で、薬の効果が切れれば、再び同じ症状が出現してしまうのです。体のサインなどに耳を傾け、治癒を行うわけではなく、極端な表現をすれば、『症状を薬でごまかしながら、体が自分で回復してくれるのを待つ』ということになるわけです。

それを良しとするのではなく、『体が自分で回復する』サポートをしっかり行うために、体の声にちゃんと耳を傾け向き合う医療、そんなかたちを目指していければと思います。ハンドヒーリングでは、相手の方の全身の反応を確認しながら、エネルギーを送っていきます。その過程で、ご本人すら気づかなかった体の負担などがわかることもあります。それが、体からのサインのひとつなのでしょうか、それらを一つ一つほぐしてゆければ、いずれ体も整ったバランスを取り戻してゆけるように感じられます。

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太陽の丘クリニック

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