神羅万象すべて教訓

クリニックには、全国から病院での完治はむつかしいと宣告された方々がお見えになります。このような方々の中には、「健康だったころとは見える景色が違ってしまう」そんな思いを経験される方も、多くいらっしゃるように感じています。今までと何も変わらないはずなのに窓から見える景色が、何となく色褪せているように感じたり、何故かどんよりとした暗い色彩の物ばかりが、目についたりしてしまう。これは、病気になったからではなく、病気になったことで、自分自身の”こころのありよう”が、変化してしまったことが原因のように思います。病気になったことで、気分が落ち込むというのは、どんな方にでも起こることでしょう。ですが、同時に、「平凡な毎日」が、どれ程尊くありがたい事なのかを、知るチャンスでもあるのではないでしょうか。

胃や大腸などを切除するような、大きな手術をされる患者さんは、手術の後、何日間も食事どころか、水分も口にすることが出来ません。そして、術後しばらくして、ようやく開始する食事は、はじめは水分のみ、その後は重湯やとろみの付いた澄まし汁などです。多くの方が、この重湯を口にされた時、このようなことをおっしゃいます。

「口から食べ物を摂ることが、こんなにありがたいことだなんて考えたこともなかった。」

普通に食事をしている毎日であれば、なんとも貧相で美味しくなさそうな重湯も、食事をとることを何日間も許されなかった方にとっては、なにものにも代えがたい「ご馳走」なのだな、と思います。

こんな風に、病気になったことで初めてわかる”ありがたさ”を大切にすれば、自分を襲った病も、乗り越えて行く力の原動力になるような気がします。当院で推奨している「エネルギー療法(ハンドヒーリング)」では、さまざまな疾患をお持ちの方がその効果をご自分で体感されています。そのような方々は、よくこのようなことをおっしゃいます。

「病気になったことは、決して幸せな体験ではなかったけれど、病気にならなければ気づくことのなかった沢山の学びや、幸せを手にすることが出来た。そして、病気を乗り越えるというプレゼントまでもらった。」と。

つらい体験や、苦しい経験、たとえようのない悲しみは、『ただ耐える』のではなく『乗り越える』ためにあるのではないだろうか。そんなことを考えるようになりました。すべては、これらの経験を体験し、同時に克服することで、己や周囲に対する『強さや優しさ』を手に入れるためなのではないだろうか、と。その延長線上に”病気”というものが存在するのであれば、これもまた、誰もが必ず乗り越えられる”筈”なのです。

そしてあらゆる苦難を乗り越えて、健康や幸せを取り戻したことで改めて『森羅万象すべて教訓』を実感するのかもしれません。

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太陽の丘クリニック

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